先月、新宿のエルフラメンコに行きました。
昨年も友人の発表会前夜に行ったのでまる一年ぶり。
本当は行くかどうかちょっと考えました。
今回は旅立つ前に疲労が大きくて。
でも、まあ、めったに行かないし。と思い、東京に向かう飛行機を待つ間に空港から電話しました。
今回は早い時間のショーを見ようと思ったのだけど、
「もう100席以上予約入ってます」
と店の人に言われ、しぶしぶ20時台で予約しました。
その時点では「ついてないかなー」
と思いました。
そして当日。
外出途中でダウンしそうになり、いったんホテルの部屋に戻って昼寝しました。
夕方エルフラメンコにそろそろ行かなくては…と思ってしぶしぶ部屋を出て、バスに乗りました。
(今回の東京滞在ではバスを何度か利用しました。)
サブナードで買い物や軽い食事をしたのですが食事の店で隣に座った親子が大喧嘩を始めまた「ついてない…」と思う。
で、お店前に到着。
待ってる間「(舞台の)写真(勝手に)とれないかな」←なんてほざいている頭の悪そうなやつをガン見したりして過ごす。
時間が来て入場。
入り口付近にスペイン人男性達と思しき集団が固まって座っており、「?」と思ったけど、まあそういうこともあるだろう。とスルーして自分の席へ。
あまりじろじろ見るのは良くないかと思ったので、しばらくは全くそちらを見ず、何の団体かはわからずに居たけど心の中では「ハレオがかかるかも♪」期待。
舞台が始まる。
ここで、この日のメンバーについて。
踊り手
ラウル オルテガ
マリア カルデナス
エレナ ラ モーレ
歌い手
アグスティン デ ヘレス
サラ デ ヘレス
ギター
ホセ アマルチャ
アグスティン デ ラ フエンテ
以上の皆さんです。
ところでショーの最中からカンテのアグスティンが、妙な目つきで居るのが私は気になりました。
どう見ても、この人の目は客席に釘付け…
誰を見ている?
そこで私もとても好奇心が出てきました。
期待していたハレオは日本人の方が目立っていて(笑)
「えくせれんと!」や「びゅーてぃふる!」とか大声で言ってました。
結構酔って盛り上がった人が居たんですね。
ショーの第一部が終わり、休憩時間になったときにそうっと私はスペイン人集団の方を見たら、その集団のなかに知っている顔がありました。以前(稲積先生ご存命の頃)札幌に何度かいらした日本人ギタリストの方です。それで挨拶をしたら、この集団は「東京滞在中のスペイン人アルティスタぜんぶ連れてきた」結果だということ(本当に全員かどうかは知りません)なかでも驚きはアントニオ・カナーレス氏が居たことです。舞台からも注目されてたわけですね。
舞台は第二部開始。
この第二部は歌い手がスタンドマイクの前で歌って踊る(これってルンベーラ?)意外な展開あり。
舞台の上はやがて最後のブレリア、そのブレリアが終わった後、ラウルがステージ前方に立ち、アントニオ・カナーレスとスペイン人集団を舞台に呼んだのです。
そして!
第三部?
飛び入りスペイン人集団+当日ステージメンバーのブレリアが始まりました。
これは、本当に面白いブレリアでした。
自由で楽しい。
終わった後もまだ盛り上がってるスペイン人アルティスタ達の熱気に浸りたかったけど本当に疲労が頂点に達しつつあった私は名残惜しいと思いつつ店を出ました。
行ってよかった。
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